物を減らそと決めたきっかけ

もうすぐ１１月。
だんだんと気温が下がり、そろそろ大掃除が気になる季節になってきました。
本格的に寒くなる前に、もう使わないものをもっと処分しなくてはと思っています。
身辺整理を始めてずいぶん経ちますが、思ったようになかなか減らないのです。
時々「物を持たない暮らし」で検索して、先人たちの知恵や実例を目にして気持ちを維持するようにしています。

本格的に物を減らして身辺整理をしようと思ったのは、大病を患ったことが大きいのですが、もう少し前の東日本大震災が
最初のきっかけになっていたように思います。
津波に流されていく瓦礫や生活用品を見て、なんだか虚しさを感じてしまったのです。
そしてそんな映像の印象が記憶に色濃く残っていた手術入院の前、もしかしたらもう戻ってこれないかもしれないと思い、本格的に不用品を処分し始めました。
闘病生活から抜け出した後は人生の終焉を実感してしまったので、物を減らす方へ完全に方向転換しています。

本当に理想の持ち物になるまでには数年かかるようなので、根気よく続けて行きます。




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定期がん検診だけで早期発見できるのか

年に一度のがん検診で安心していませんか？

実は私、友人・知人に積極的に定期がん検診をすすめていません。
ストレスは健康に大敵と考えており、検診は心と体に負担がかかること、そしてがん検診は万全ではないと考えているからです。
それでも「がん検診を受ける、受けないはあなた次第だけど、いつもと違うおかしい！！っていう感覚があったらすぐ病院に行って」と機会がある毎に言っています。
体の違和感は自分でしかわからないものです。
お医者さんが見つけてくれる感覚ではないからです。

残念ながらがんは進行が速く、半年でかなり進んでしまう場合があり、年に一度の定期検診だけでは追いつかない事実があります。
そして体のどこにでもできるため、定期検診で検査できる場所だけでは十分ではないのも事実です。
私の場合はがん検診をしておらず、検査項目以外の場所にできており、体に異変を感じてから半年後（絶対におかしい！！と感じてから２ヶ月後）に病院で検査しましたがかなり大きくなっており、しかも２か所で見つかりました。
さらに、手術する医師不足のため、すぐに手術できずに約２ヶ月待ちました。
他の病院も調べましたが、どこも同じような状態でした。
この手術待ちはかなり誤算でした。
それでも早期の部類だったのですが、最初に変だと思った時に病院に行っていれば、もっと軽い治療で終わったかもと思うと少々悔やまれます。

定期がん検診は、しないよりは早期発見につながりやすいかもしれません。
毎年しっかり受けていらっしゃる方は「私は大丈夫」と思われているかもしれませんが、体に違和感があっても次の検査まで待ってしまい、すぐに受診すれば早期であったにもかかわらず、次の検査で進行した状態で見つかる場合があることを認識していてほしいと思います。
ほとんどのがんは初期の自覚症状がないため、自覚症状が出ているということは進行してしまっている可能性が高いのです。
そして、手術はすぐにはしてもらえない可能性があるということも覚えておいてください。
残念ながら少子高齢化の現在においては医師不足という現実があります。

がんは２人に１人の割合で発症するといわれます。
頭の片隅にでも覚えておいてほしいと切に願います。




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自分ではどうしようもない事にくよくよしない

「自分ではどうしようもない事にくよくよしない」
生きていれば、自分ではどうしようもないこと、思い通りにならないこと、理不尽なことがいっぱいあるのです。

声を上げて気づいてもらうこと、勉強して道筋をつけて行くことは大切。
でもね、どうにもならないことってやっぱりあるのですよ。
自分自身だって理想の自分になれないし、思い描いたとおりの人生を歩めるかといえば疑問なのだから、自分以外の誰かを変えることは難しいし、世の中の大きな流れの中で一人がんばって流れを変えることは簡単ではないよね。

ならば、どうしてだろうと悩んだり、地団駄踏んでストレスを溜めるよりも、「自分ではどうしようもない事にくよくよしない」と心に言い聞かせて、折り合いをつける術を身に着けたいと思う。

心にゆとりを持てるように。





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